米玩具メーカーの”旭日旗”柄フィギュア、韓国団体の反発で発売中止に=韓国ネット「すごい」

Record Korea    2022年1月31日(月) 13時30分

拡大

31日、韓国・聯合ニュースによると、バービー人形で有名な米国の玩具メーカー、マテル社が「旭日旗」柄の衣装を着たフィギュアの発売を予定していたが、韓国の市民団体の反発を受け中止となった。

2022年1月31日、韓国・聯合ニュースによると、バービー人形で有名な米国の玩具メーカー、マテル社が「旭日旗」柄の衣装を着たフィギュアの発売を予定していたが、韓国の市民団体の反発を受け中止となった。

記事によると、「サイバー外交使節団」と呼ばれる韓国の市民団体VANKは昨年11月、一部のネットユーザーから「マテル社が旭日旗柄の衣装を着た『WWEレスリングアクションフィギュア』を発売する」との情報を得た。VANKはすぐさまマテル社に書簡を送り、同商品の発売中止を求めたという。

書簡は「フィギュアの衣装に描かれた模様をアジアの人々と国は好意的に思わない」「アジア人にとっての旭日旗は、米国人と欧州人にとってのハーケンクロイツと同じ戦犯旗だ」などと説明。また「同商品を発売することは、マテル社が目指す『目的のある遊び(Purposeful Play)』という企業精神に反する」「子どもたちが同商品で遊んだ場合、社会的に大きな波紋を呼ぶ」などと指摘したという。

これに対しマテル社からの公式の立場は発表されていないが、マテル社社は当該商品を注文した客に「発売中止になった」と案内した。またVANKが確認したところ、マテル社は旭日旗柄の代わりに虎柄の衣装を着たフィギュアを発売する予定だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「かっこいい」「政府はVANKに勲章を与えるべき」「VANKに後援金を送った甲斐があった」「すごい。子どもたちが旭日旗に親近感を持つ機会をつぶしたということだから」「VANKは本当に良い活動をしている団体だ。これからもどんどん成果を上げてほしい」「韓国人の教育は本当にすばらしい。旭日旗はもちろん、韓国と関係のないハーケンクロイツのこともよく理解している。米国人は日本と戦ったのになぜ旭日旗を知らないのか」など称賛の声が上がっている。

その他「日本の戦犯旗である旭日旗もハーケンクロイツと同じくらい有名になった。だから多くの人にもっと警戒心を持って暮らしてほしい」と呼び掛ける声も見られた。(翻訳・編集/堂本

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携