中国メディアの澎湃新聞は30日、北京冬季五輪の選手村について、米国のネイサン・チェンが「部屋がとても良い」とコメントしたことを伝えた。

五輪3連覇を目指す羽生結弦にとって最大のライバルとされるネイサン・チェンは29日、戦いの舞台となるリンクで初練習を実施。記事は「北京到着から24時間たたないうちに氷上練習を行った」と紹介し、中国の金博洋（ジン・ボーヤン）らが氷の上でマスクを外す一方、ネイサン・チェンはずっとマスクを着用した状態でいたことを伝えた。

ネイサン・チェンは氷面について「悪くない」と評価し、マスク着用での練習については「こうやって練習してきたからもう慣れている」と話したという。

また、「部屋がとても良くて気に入っている。選手村も美しい」とコメントし、日本メディアからコンディションについて質問を受けた際には「昨晩、あまり眠っていないので少し眠い」と笑顔で答えたそうだ。

記事は、ネットユーザーから「めっちゃかわいい！」などの声が上がっている中国の女子選手、朱易（ジュー・イー）がこの日の練習について「他の選手が来て、より感情が高ぶっている」と話したことや、「（冬季五輪初出場の）プレッシャーは当然大きいが、プレッシャーを原動力に変えるよう努力する」とコメントしたことも伝えている。（翻訳・編集/野谷）