<広東の春節風物詩>仏山の獅子舞、3分の演技のために10年間の修練

Record China    2022年1月31日(月) 21時0分

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中国では獅子舞が、年越しなど1年の大切な節目で、縁起物としての役割りをしっかりと果たしている。広東省仏山市では、獅子舞の伝統がしっかりと受け継がれている。

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日本では日常生活の場で見かけることが少なくなっているが、獅子舞と言えば街角をにぎわす新年の風物詩だった。発祥の地である中国では今でも獅子舞が、年越しなど1年の大切な節目における縁起物としての役割りをしっかりと果たしている。

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中国語で獅子舞は「舞獅」と言うが、地域ごとの特徴によって「北派舞獅」と「南派舞獅」に大別される。「南派舞獅」が特に盛んなのが広東省で、中でも仏山市は「南派舞獅」の本場中の本場の地とされる。

「南派舞獅」の伝統を守り続けている一人が、張庭海。張さんによると、「南派舞獅」の最大の特徴は武術の動きを取り入れていることで、特に獅子の頭の部分の演技を担当するのとても難しく「舞台の上での3分間のために、舞台の下で10年間も修練する」という。張さんは10歳の時に武術、12歳の時に獅子舞の演技、そして25歳の時に獅子の頭部分の製作を学び始めたそうだ。(翻訳・編集/如月隼人

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