韓国のシャーマンらがデモを予告「200万人が汝矣島に集結する」

Record Korea    2022年1月30日(日) 13時0分

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28日、韓国・ニュース1は、「全国のシャーマンが『政府に不当な扱いを受けている』と訴え、旧正月連休後に汝矣島で実力行使を行うと予告した」と伝えた。写真は汝矣島。

2022年1月28日、韓国・ニュース1は、「全国のシャーマンが『政府に不当な扱いを受けている』と訴え、旧正月(今年は2月1日)連休後に汝矣島(ヨイド)で実力行使を行うと予告した」と伝えた。

記事によると、「コンジン法師」と呼ばれるシャーマンが最大野党「国民の力」選挙対策本部の顧問として活動し、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領候補夫妻が同法師に依存しているとの疑惑が浮上している。そうした中、巫教団体「敬天神明会」の関係者が「コンジン法師のせいで、全てのシャーマンが批判を受けるのは穏当ではない」と主張。コンジン法師は同団体とは無関係の人間だが、巫教全体のことのように扱われ、苦情が殺到していると訴え、「集団行動に出ることを検討している」と述べたという。「集団行動」の方法については、全国からシャーマンとその関係者が集まれば、200万人になるだろうとした。

この関係者は「政界は『巫俗』という言葉を使って私たちを批判しているが、『巫俗』とは『巫教』を軽視する表現だ」「『巫俗』は日帝時代、日本が韓国の伝統を抹殺するために『通俗だ』という意味で「俗」の字を使用したものが今も残っているものであり、誤った単語だ」と説明している。メディアに対しても、今後「『巫俗』ではなく『巫教』という正式名称を使用してほしい」との趣旨の公文を送る予定だとし、協力を求めたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「巫教?巫俗なら聞いたことがあるけど…」「韓国にシャーマンが200万人?韓国人の22人に1人はシャーマンなの?」「21世紀に何をやってるんだ?どうかしてるよ」「今回の大統領選挙は、霊と人間の闘いか」「本当に頭がどうにかなりそうだな」「巫俗を軽視してるんじゃなく、一国の指導者になろうという人がそれを妄信することが問題だと言ってるんだよ。事実をちゃんと理解してから抗議すべきだ」「韓国の伝統的な民間信仰だが、国家の指導者がそれに依存して政策を決めるようでは問題だ」「巫俗が悪いとは言ってない。政治家が巫俗に依存してはいけないということだよ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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