今年最初の中国ドラマヒット作「開端」の挿入歌、韓国ドラマからの盗作疑惑が浮上

anomado    2022年1月28日(金) 10時50分

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今年最初のヒット作となった中国ドラマ「開端」(RESET)の挿入歌が、韓国ドラマ「ロースクール」の主題歌によく似ているとして、盗作を疑う声が上がっている。

今年最初のヒット作となった中国ドラマ「開端」(RESET)の挿入歌が、韓国ドラマ「ロースクール」の主題歌によく似ているとして、盗作を疑う声が上がっている。

ミステリードラマ「開端」は今月11日に配信スタート後、いち早く人気を獲得し、再生回数はすでに13億回を突破。今年最初のヒット作となった。26日にドラマのOST集が音楽配信サービスで解禁されたが、収録曲のうち挿入歌「Rebound」(重生)が、昨年の韓国ドラマ「ロースクール」の主題歌「We are」とよく似た部分があると指摘する声が、ネットで上がっている。

中国メディアによると、「We are」は韓国の作詞家と作曲家が創作し、男性歌手のイ・スンユンが歌うバラード曲。一方の「Rebound」は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」をはじめ多くのヒット作のドラマ音楽を手掛ける著名作曲家が担当し、男性歌手のチェン・ホイ(陳輝)が歌っている。また2曲を比較すると、歌詞の中で「We are」と繰り返す部分と、「開端」挿入歌で「Rebound」と歌っている部分の旋律がほぼ同じで、この他にも相似部分がいくつか発見できるという。

「開端」の音楽を制作した南京十分有文化伝媒有限公司は27日、中国メディアの取材に対して、「Rebound」は「完全なオリジナル作品」と回答し、盗作の疑いを否定している。

なお、音楽作品の盗作問題については、2つの作品に同じ旋律が8小節あるかが判断の大きな基準となる。北京市の大手法律事務所によると、このほか対象の2曲の時間的な接触の有無をはじめ、相似部分に偶発の可能性があるかどうかなど、さまざまな角度からの検証を経て判断されるという。(Mathilda

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