「旭日旗は戦犯旗」と主張する韓国、今度は仏ジュエリーブランドの広報映像が批判の的に

Record Korea    2022年1月26日(水) 16時20分

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26日、韓国・ニューストマトによると、仏ジュエリーブランド・フレッドが最近、公式SNSに旭日旗の登場する映像を掲載した。

2022年1月26日、韓国・ニューストマトによると、仏ジュエリーブランド・フレッド(FRED)が最近、公式SNSに旭日旗の登場する映像を掲載した。記事は「これまで数々のファッションブランドが日本の軍国主義を象徴する戦犯旗(旭日旗)模様を使用して物議を醸してきたにもかかわらず、フレッドは公式の広報映像に戦犯旗を使用した」と批判している。

映像は、創業者のフレッド・サミュエルが時代を先取りして日本の養殖真珠を使用したとする内容で、20秒あたりから「フレッド・サミュエルが1930年代にパリで革新的に日本の養殖真珠をローンチした」という文章と共に旭日旗と富士山のイラストが登場する。

記事は「旭日旗は日本が第2次世界大戦時に使用した旗で、ドイツのハーケンクロイツのように軍国主義を象徴する。日本に侵略された韓国や中国などアジアの国々にとっては癒えない傷だ」とし、「ドイツではハーケンクロイツの使用が法律で禁止されており、それほど戦犯旗の使用は敏感で重要な問題だ」と説明している。

また「ファッション業界の戦犯旗使用騒動は今回が初めてではない」と指摘。2018年にはアディダスがロシアワールドカップ(W杯)の広報映像に使用した。ナイキも16年に旭日旗をモチーフにデザインしたスニーカー「エアジョーダン12レトロ“ザ・マスター”」を発売したという。

その他にも、プラダは18年に発売した香水の広報映像が「旭日旗を連想させる」として物議を醸した。ディオールとイヴ・サンローランも、18年春夏シーズンのファッションショーと16年春夏シーズンのファッションショーでそれぞれ、旭日旗を連想させるデザインを発表し問題となった。

韓国のファッション業界関係者は「韓国や中国以外の国でも旭日旗を連想させるデザインは波紋を呼ぶため非常に重要な問題だが、戦犯旗に対する認識はいまだに不十分」とし、「使用者の意図に関係なく、ブランドイメージを失墜させる可能性があるということを理解するべきだ」と指摘したという。

フレッドの映像を見た韓国のネットユーザーからは「有名ブランドなのに無知すぎる」「旭日旗そのものが登場するから驚いた」「他国を侵略したいというメッセージ?」「韓国でも商売しているんだからちゃんと勉強してほしい」「ハーケンクロイツも一緒に掲載するべき」「旭日旗をかっこいいと感じるのか?。信じられない」「真珠も登場するから真珠湾攻撃を連想してしまう」など批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

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