2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう！イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが紹介。普段はあまり触れることのないこうした競技名などを観戦前に予習していこう！

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今回は「氷上の格闘技」と呼ばれる迫力満点な競技、アイスホッケーを紹介していこう。

■アイスホッケーの醍醐味はスピード、パワー、戦術！

アイスホッケーは非常にスピード感のあるスポーツで、試合中、プレーヤーは時速約50キロほどのスピードで移動し、プロの場合、パック（円柱状の硬質ゴム）をゴールに飛ばす速度はなんと時速100キロから160キロにも達するという。

そしてパワフルに身体をぶつけ合う迫力が魅力である一方、危険を伴うため、プレーヤーは全員、重さ計10キロにもなる防具をつけてその身を守る。ゴールキーパーの防具はなんと重さ20キロにも達する。

このようにスピードとパワー全開のプレースタイルのため、プレーヤーたちの疲労は激しく、アイスホッケーでは審判に選手交代を告げる必要がないため、大体1分単位で勝手に選手交代をしていくことになる。

■プレーヤーは6人、1チームは22人！

プレーヤーは6人で、一般的にゴールキーパー1人、ディフェンス（守備）2人、フォワード（攻撃）3人という内訳になっているが、決まりはないため、フォワードが6人でも問題はない。そのため試合終了間際に、得点を稼ぐため攻撃力のあるプレーヤーだけを投入する「6人攻撃」という戦法がとられることもある。

一方でベンチ入りする人数は1チーム22人まで。ゴールキーパーは2人までと決まっているが、それ以外のポジションはチームによって人数が異なる。リンクでプレーする人数に比べ、ベンチ入りの人数が多いように感じるかもしれないが、体力の消耗が激しく、頻繁に選手交代が行われるため、こういった構成になっている。

アイスホッケーは2022年2月3日から20日までの日程で五棵松体育館と国家体育館で行われる。（提供/人民網日本語版・文、イラスト/玄番登史江）