北京冬季五輪組織委員会は19日、「北京2022年冬季オリンピック・パラリンピック遺産報告集（2022）」を発表しました。報告集はスポーツ、経済、社会、文化、環境、都市発展、地域発展の7冊の単冊で発行されています。

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豊かな冬季五輪の遺産（レガシー）を創造し、主催都市や広範な国民に長期的かつ積極的な収益をもたらすことは、2022年北京冬季オリンピック・パラリンピック（以下、「北京冬季五輪」と略称）の準備活動の重要な内容であり、国際オリンピック委員会の改革精神に合致し、五輪大会を成功裏に開催する重要なシンボルの一つでもあります。

北京冬季五輪は、遺産活動を非常に重視し、国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会の指導の下で、北京冬季五輪組織委員会は国の部門や主催都市、社会組織、企業・事業体など利益の関係者と密に協力し、「グリーン、共有、開放、廉潔」というオリンピック運営理念を全面的に実行し、遺産に関する活動を準備作業の全過程に溶け込ませ、「北京2022年冬季オリンピック・パラリンピック遺産戦略計画」を策定・実施し、スポーツ、経済、社会、文化、環境、都市発展、地域発展の7つの方面、35の分野から冬季五輪遺産の創造に努めていきます。これまでに、各方面が共に努力する中、北京冬季五輪の遺産創造活動は積極的な成果を収め、多方面の準備活動の成果はすでに実在する遺産に転じ、いち早く市民たちにその恩恵をもたらし、都市や地域の発展を極めて大きくけん引し、オリンピック運動と主催都市や地域のウィンウィンの発展の新たな局面を切り開きました。

北京冬季五輪の遺産準備活動の成果を社会全体にPRするため、北京冬季五輪組織委員会と北京体育大学は遺産報告集を作成し、絵や写真、文字を通して、2015年の招致成功以来の北京冬季五輪の準備活動によって形成された重要な遺産をまとめました。遺産報告集はスポーツ、経済、社会、文化、環境、都市発展、地域発展の7冊の単冊に分けて、遺産戦略計画の実施状況を全面的に説明し、北京冬季五輪がウインタースポーツの普及と発展、氷雪産業の発展と科学技術のイノベーション、社会と文明の進歩、オリンピックと氷雪文化の普及と推進、生態環境の持続的な改善、主催都市の質の高い発展、京津冀（北京、天津、河北）地区の協同発展という7つの面の促進過程で生まれた遺産を紹介しています。（提供/CRI）