【レッツ・スタディー!北京冬季五輪種目】スケート編その4・フィギュアスケート

人民網日本語版    2022年1月20日(木) 9時50分

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2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが紹介する。

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2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが紹介。普段はあまり触れることのないこうした競技名などを観戦前に予習していこう!

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今回は冬季五輪において最も人気があり、最も歴史のあるフィギュアスケートを紹介していこう。

■華やかな衣装にもルールがあるって知ってた?

フィギュアスケートの魅力は何といってもその華やかさ。美しい調べと共に氷上を舞うスケーターの紡ぎ出す世界に思わずウットリしてしまうという人も少なくないはず。当然ながら音楽と演技に合うような衣装も極めて重要となる。でもそんな衣装にもルールがあるのを知っているだろうか?ジャッジがルール違反と判定した場合は、ジャンプを転倒した時と同じ1.0の減点となるというのだから、なかなか厳しい。過剰な露出はダメ!というのは理解できるとして、男子向けのルールの中には「長ズボンを着用すること」とあり、タイツはNG。そして「わき毛が見えてはいけない」というのもある。わき毛…確かに見たくはない。でもシースルーで透けているのは、隠す意思があるからOKなんだとか。シースルー越しのわき毛を見たいかどうかというのはまた別の話…。

■アクセル、サルコウ、ルッツジャンプ、これ実は全部初めて跳んだ選手の名前!

今回の北京冬季五輪では羽生結弦のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に注目が集まっているが、アクセルジャンプの「アクセル」とは実はこのジャンプを最初に跳んだアクセル・パウゼンにちなんでつけられたもの。同様に、サルコウジャンプはウルリッヒ・サルコウ、ルッツジャンプはアロイス・ルッツの名からつけられている。

ちなみにフィギュアスケートのジャンプは全部で6種類あり、難しい順から並べると、アクセル、ルッツ、フリップ、ループ、サルコウ、トゥループとなる。なぜアクセルジャンプが一番難しいかというと、半回転多く回転する必要があるから。また、アクセルジャンプだけは前向きにジャンプして、後ろ向きに着氷するが、それ以外の5種類のジャンプは後ろ向きにジャンプして、後ろ向きに着氷するというのも大きな違い。毎回何というジャンプなのか判断できない人でも、前向きにジャンプしたら「アクセルジャンプ!」と堂々と知ったかぶりできるので、これだけは覚えておこう。

■ペアとアイスダンスってどこが違うの?

男女2人で演技するという点では共通しているペアとアイスダンスだが、一番の違いはジャンプが含まれているかどうか。つまり、ペアは基本的に男女シングルと同じような技をペアでやるほか、男性が女性を放り投げるようなアクロバティックな技もある。一方のアイスダンスは「氷上の社交ダンス」と言われているように、男女2人が芸術性の高いダンスのような滑りを求められ、男女が両手間隔以上離れている時間が10秒を超えてはいけないといったルールもある。(提供/人民網日本語版・文、イラスト/玄番登史江)

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