中国がブータン国内に村を建設?インドがまた挑発し始めた―中国メディア 

Record China    2022年1月17日(月) 7時0分

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14日、環球網は、インドメディアが「ブータン国内に中国が村を建てている可能性がある」と報じたことを伝えた。写真はインド。

2022年1月14日、中国メディアの環球網は、インドメディアが「ブータン国内に中国が村を建てている可能性がある」と報じたことを伝えた。

記事は、インド・ニューデリーテレビ(NDTV)が13日、独自に入手した衛星写真から「中国がブータン国内に少なくとも2つの連接した大きな村を建設している可能性がある」とし、その地点がインド、中国が2017年に対峙したドクラム高地から30キロ離れた場所であると報じるとともに「中国のインドに対する最新の脅威である」と評したことを紹介。さらに、同テレビが衛星写真から重機や土の運搬設備などが確認できるとし、「多くの工事が進行中であることは明らかだ」と報じたことを伝えている。

その上で、インドメディアはこれまでにも「中国がブータン国内に村を建設している」と報じたことがあるとし、2020年11月にはチベット自治区南部シガツェ市の亜東(ドモ)県に「ドクラム初の村を建設している」との情報を流してあおり立てたと紹介。「村は紛れもなく中国国内に建設されたもの」であり、いずれの専門家も「ブータン国内に中国の村は建設されていない」と否定したことを伝えた。

そして、今回の新たな「インドメディアによるあおり」について、清華大学国際戦略研究部の銭峰(チエン・フォン)氏が「これはインドの一部大手メディアによる対中報道の常とう手段。この報道は基本的な常識に欠けており、一部のインドメディアはプロ失格で、職業モラルにも欠けていることが改めて露呈された。中国とブータンの国境については今なお協議中であり定まっていない。それなのに中国がブータン国内に村を建てたと報じること自体がおかしい。近年、一部のインドメディアは色眼鏡で中国を見ており、中印関係発展の足をますます引っ張っている。警戒が必要だ」とコメントしたことを紹介している。(翻訳・編集/川尻

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