トッポッキを食べるためにワクチンを接種?韓国教育部制作のウェブ漫画に批判殺到

Record Korea    2022年1月13日(木) 18時40分

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韓国教育部が青少年へのワクチン接種を奨励するために作成したウェブ漫画が、ネットユーザーらの反感を買っている。写真はトッポッキ。

韓国教育部が青少年へのワクチン接種を奨励するために作成したウェブ漫画が、ネットユーザーらの反感を買っている。1月12日、韓国メディア・ニューシスが報じた。

記事によると、教育部は7日、広報用のブログやフェイスブックなどのSNSに「青少年の防疫パスとワクチンの副作用に関する疑問を一緒に調べてみよう!」と題する12カットのウェブ漫画を掲載した。行政裁判所が4日に学習塾や読書室、勉強用カフェに対する「防疫パス」(新型コロナワクチンの接種証明書かPCR検査での陰性を示す音声確認書を提示する制度)の執行停止を命じたことを受け、ワクチン接種を促すために作成されたものと思われる。

ウェブ漫画は、制服を着た2人の女子生徒がトッポッキ店に入る場面から始まる。店主がワクチン接種の有無を尋ねると、1人の生徒は「まだ打っていない」と答え、店主はテイクアウトを勧める。トッポッキを受け取った後、「ワクチンを打つのが怖い」と言う友人に対し、もう1人の女子生徒は「私たちの年齢では、異常反応やアナフィラキシーのような副作用が起きる確率は19歳以上の人たちよりも低い。ワクチンを接種しても感染する可能性はあるが、重症化を予防する効果は高い」と説明する。そして最後に2人は「ワクチンを打って、次は必ず一緒にトッポッキを食べようね」と約束するという内容だという。

教育部のブログには、12日の午前8時50分時点で批判のコメントが902件も寄せられているとのこと。「青少年の接種率を高めたいのなら、『トッポッキを食べるため』ではなく、接種することでどのように予防できるかを教えるべき」など、感染病の予防効果について、より簡潔に分かりやすく説明するのが優先だとの指摘が上がっている。なお、11日の0時時点で、韓国の13~18歳の新型コロナワクチン1次接種率は77.4%、2次接種率は60.4%だという。

この記事を見たネットユーザーからも、「なぜこんなにワクチンに執着するのかが分からない。副作用をきちんと検証せずに、死亡者や治療中の患者の存在も無視している」「ワクチン接種率が高まるにつれて感染者数も増加しているのは、ワクチンに効果はないということでしょ」「ワクチン接種で体調を崩して2カ月間何もできず、今は防疫パスのストレスで仕事にも集中できない。早く日常に戻して」「トッポッキを食べるためにワクチンを打つだなんて(笑)」「ワクチンの副作用でむしろ大好きなトッポッキを食べられなくなる可能性もあるよ」「日本の植民地期のプロパガンダを連想したのは自分だけ?」など、批判の声が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山

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