コロナワクチン、何回打てばいいのか―独メディア

Record China    2022年1月17日(月) 13時30分

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12日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、「新型コロナから抜け出すには、いったい何回ワクチンを打つ必要があるのか」とする記事を掲載した。

2022年1月12日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、「新型コロナから抜け出すには、いったい何回ワクチンを打つ必要があるのか」とする記事を掲載した。

記事は独ビオンテックの責任者が11日、米ファイザーとの共同開発によるオミクロン変異株対応の新型コロナワクチンについて1月末に臨床研究段階に入ることを明らかにし、当局の認可が下りれば3月には発売できるようになるとの見通しを示したと伝えた。

また、米ウォルター・リード陸軍医療センターで開発中の汎用新型コロナワクチンも昨年12月に第一段階の臨床試験が終了したと紹介。同ワクチンは全ての新型コロナ変異ウイルスへの感染を防ぐことができるとしている。

そして、ドイツ週刊誌デア・シュピーゲルの報道として、同センターで開発中のワクチンはmRNAワクチンとは異なり超低温保管の必要がなく、通常の冷蔵庫で6カ月間保管可能であることから、輸送コストが大きく低減できるなど、これまで接種率が低い状態にとどまっている貧困国に大きな恩恵をもたらすだろうとした。

記事はその上で、欧州医薬品庁が新型コロナについて、世界的に見てなおも大規模な伝染病であるものの、オミクロン変異株は徐々に「人類が耐えうる地方性の流行性疾患」へと変化しつつあり、オミクロン株の感染力が従来の株より強い一方で、入院率はデルタ株の3分1から2分の1にとどまっていることが研究で明らかになったとコメントしたことを紹介。一方で、4回目のワクチン接種については「繰り返しブースター接種をし続けるというのは、持続可能な戦略ではない」と懐疑的な見方を示したことを伝えた。

また、世界保健機関(WHO)も11日、欧州では今後2カ月以内にオミクロン株感染者が人口の半数に達する可能性があると発表するとともに、繰り返しのブースター接種についてはやはり「実行可能な戦略ではない」とコメントしたことを紹介している。(翻訳・編集/川尻

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