米PCパーツ、周辺機器製造メーカーCORSAIR（コルセア）のメモリの取扱説明書に「生産国：台湾」と印刷されていたとして、同社が中国で謝罪に追い込まれた。

中国のニュースサイト、観察者網の9日付報道によると、CORSAIRは8日、微博（ウェイボー）公式アカウントで声明を発表。消費者から生産国・地域の印刷に誤りがあるとの指摘を受けて調べたところ、事実であることが確認されたとし、「消費者の皆様に心よりおわび申し上げます」と謝罪。当該製品の販売を停止したことを明らかにした。

中国では最近、コンビニ大手セブン-イレブンの中国現地法人が、中国の公式サイト上に、「台湾省を独立した国家として扱う誤り」や沖縄県・尖閣諸島の中国名「釣魚島」の記載漏れなどがある不完全な中国の地図を掲載したとして、地図管理条例違反により北京市当局から15万元（約270万円）の罰金を科されたことが明らかになったばかりだ。（翻訳・編集/柳川）