新疆についての嘘という雪だるまが、スクリーンを通り過ぎ、国会に転がっていきました。いわゆる「人権保護」を名目に、中国新疆に「社会的死」をつくろうとしています。いったい誰がこの嘘を作り、どのように捏造したのでしょうか。また、なぜそんなことをしたのでしょうか。

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2018年以前の報道はまとまりのないものでした。大多数は新疆の反テロ対策に注目し、本格的な一連の報道が始まったのは2018年以降になってからです。これらの報道の多くは、「ジェノサイド」という言葉に言及しています。

2018年8月以降は報道量が急に倍増しましたが、報道量急増の原因はある国際会議だとみられています。この年8月、国連人種差別撤廃委員会で中国の約束履行の状況が審議されました。外国メディアの報道は統一的で、新疆の拘留キャンプで100万人のウイグル族が収監されているという報告を国連がまとめたと伝えました。この議事録には、国連人種差別撤廃委員会が、中国新疆で約100万人が収監されているという報告を受けたと述べていると記されているだけです。当時、国連は委員会が国連を代表することはできないと明らかにしています。つまりこの報告書は国連の委員会に提出されただけで、海外メディアからは国連が発表したものとして扱われているということです。

この情報の発信源は誰なのでしょうか。354ページの文書で言及されるすべての情報源を整理した結果、最も多く登場したのはアドリアン・ゼンツ（Adrian Zenz）「鄭国恩」という中国語名でした。2016年以降、鄭氏は半年の間に新疆関連の論文を3本発表し、米国ラジオ放送局「自由アジア放送」（RFA）から新疆問題の専門家と呼ばれています。「自由アジア放送」はCIA（中央情報局/アメリカ合衆国の対外情報機関）が作ったのではなかったでしょうか？冷戦中にCIAが創設したのは反中宣伝を行うためでした。

世界的なネット暴動を計画するには、4つのステップがあります。最初のステップはジェノサイドの話題を選ぶこと、第二段階は情報源を作り出すこと、つまり学者発表報告書を作成すること、第3ステップは民間組織が乗り出して信用を裏書きすること、そして、ステップ4はメディアによる大規模報道を行うということです。CIAはこの一連の計画と行動に確かに大きな「功績」を残しました。それはまさに大きな嘘でした。（提供/CRI）