燃料満載、離陸直前のロシア貨物機が炎上―杭州蕭山空港

Record China    2022年1月9日(日) 17時10分

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浙江省の杭州蕭山空港(浙江省)で、離陸のため移動中のロシアの貨物機が激しく炎上した。同機は離陸直前であったため、燃料26トンを搭載していた。

杭州蕭山空港(浙江省)で8日未明、離陸のために滑走路出発点に向け移動していたロシアの航空会社・アビアスタル-TUが保有する貨物機が出火した。離陸直前だったので同機は「燃料満載」の状態で、激しく炎上した。

火災を起こしたのはアビアスタル-TUの4B6543便。シベリア西部にあるトルマーチョボ空港に輸送する貨物20トンを積んでいた。出火したのは8日午前4時40分ごろで、離陸のために滑走路出発点に向け移動している途中だった。同機は燃料26トンを搭載していた。

消防隊などが現場に急行して消火活動に当たったが火の勢いは激しく、胴体中央部分から後部までが焼け落ちた状態になった。同機には8人が搭乗していたが、いずれも脱出に成功した。3人が軽い外傷を負ったという。出火の原因はまだ特定できていない。

火災を起こしたのは、ソ連の末期に開発されたツポレフTu-204型機。初飛行は1989年で、製造されたのは80~90機程度と少ない。保有していたアビアスタル-TUは、モスクワ州にあるラメンスコエ空港を拠点に、貨物チャーター便を運航している。(翻訳・編集/如月隼人

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