【レッツ・スタディー!北京冬季五輪種目】スキー編その5・スノーボード

人民網日本語版    2022年1月5日(水) 19時10分

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2022年2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが紹介する。

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2022年2月4日から中国の北京で開催される北京冬季五輪。その開会に先立ち、人民網では冬季五輪の計7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中国」でおなじみのキャラたちが中国語と日本語で紹介。普段はあまり触れることのないこうした競技名などを観戦前に予習していこう!

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今回はスキー競技のスノーボードを紹介。スノーボードは冬季五輪種目の中でも比較的新しい競技の1つで、1998年の長野冬季五輪に初めて正式種目として採用された。北京冬季五輪では11種目が設けられ、スノーボードクロス混合団体が新たに加わっている。

スキー競技の種目名の多さにめまいがし始めている人は私を含めて少なくないだろう。ただスノーボードに関しては、フリースタイルスキーと同じ種目名がいくつもあることに気づいただろうか?フリースタイルスキーでの「予習」をベースにここでは何を競うかで大別した上で、一目でわかる違いをワンフレーズで紹介していこう。

■何を競うかで大別すると?

スノーボードのハーフパイプとスロープスタイル、ビッグエアはフリースタイル種目と呼ばれ、審査員がエア(空中技)の高さやトリック(技)の難易度やラン(滑り)の完成度、技術の高さ、ジャンプの着地などを採点する。一方で、アルペン種目と呼ばれるパラレル大回転とスノーボードクロス、スノーボードクロス混合団体は、スピード(タイム)を競う。

【エアの高さや技の難易度を競うフリースタイル種目】

単板U型場地技巧=スノーボードハーフパイプ

見分け方:ハーフになってるパイプ型のコースで滑っていたらハーフパイプ!

単板坡面障碍技巧=スノーボードスロープスタイル

見分け方:障害物がいっぱいあって1人で技を披露するならスロープスタイル!

単板滑雪大跳台=ビッグエア

見分け方:1つのジャンプ台で1発勝負ならビッグエア!

【スピードを競うアルペン種目】

単板平行大回転=パラレル大回転(パラレルだいかいてん/パラレル・ジャイアントスラローム)

見分け方:旗門を通過するスピード勝負ならパラレル大回転!

単板障碍追逐=スノーボードクロス

見分け方:数人でスタートする障害物レースならスノーボードクロス!

障碍追逐混合団体=スノーボードクロス混合団体

見分け方:男女チームならスノーボードクロス混合団体!

■フリースタイル種目とアルペン種目ではボードも違う!

ダイナミックなジャンプと多彩な技を繰り出すフリースタイル種目では、スピンしたり、後ろ向きで滑ったり、着地したりするため、フリースタイル種目のボードは前後どちらの向きでも滑れるように、前と後ろが反り上がったツインチップ形状で、比較的軽量なつくりになっている。

一方のアルペン種目では、高速での安定性と高精度なターン性能が求められるため、進行方向となるボードのトップ(前)は反り上がっているが、テール(後)はターンをしっかり仕上げられるようにフラットなデザインとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/TG)

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