中国の新型コロナ感染ゼロ戦略、失敗して世界最大のリスクになるのか―米華字メディア

Record China    2022年1月6日(木) 6時20分

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5日、米華字メディア・多維新聞は「中国の新型コロナ感染ゼロ戦略失敗が世界最大のリスクになるのか」とする文章を掲載した。写真は中国。

2022年1月5日、米華字メディア・多維新聞は「中国の新型コロナ感染ゼロ戦略失敗が世界最大のリスクになるのか」とする文章を掲載した。以下はその概要。

米ユーラシア・グループが3日に今年の世界10大リスクを発表し、その中で中国の新型コロナ「感染ゼロ戦略」が失敗し、世界最大のリスクとなり得るとした。同グループのイアン・ブレマー社長はブルームバーグのインタビューに対し「ワクチン接種率の上昇と有効な治療方法の出現により、先進国の感染状況は数週間のうちに好転するだろうが、中国は違う。感染力が極めて高いものの重症化率が低いウイルスと共存する能力の獲得は、中国の『感染ゼロ』戦略とは正反対だ。『感染ゼロ』は役に立たないにもかかわらず、彼らは続けている。一層厳しい隔離や封鎖措置を講じることで、彼らの経済には重大な影響が生じる上、その効果は思わしくないものになる」と語っている。

この報告による中国の「感染ゼロ戦略」失敗への懸念は、オミクロン株の感染ペースが速い上、中国のワクチンの効果が思わしくないため、厳格なロックダウンに頼らざるを得ず、経済や社会の発展に大きな影響を及ぼしかねないという論理に基づいている。

しかし、この報告は中国の「感染ゼロ戦略」と政策実行プロセス中の問題を正しく理解していない。

西安で感染が増えたと言っても、1日の新規感染者数は中国全体で2桁という非常に少ない水準にとどまっている。そして、「感染ゼロ」戦略は中国社会の相対的に安全な生産、生活環境をつくり出し、大部分の中国人が支持している。この戦略はウイルス感染ペースを上回る速度で感染を防ぐことで初めて成り立つものであり、オミクロン株が欧米で急速に感染を広げたことが、中国でも感染が食い止められないことを意味しない。中国はこの2年で多くの経験を積んできており、オミクロン株に対して悲観的になる必要など全くないのだ。

また、中国製ワクチンの効果に対する疑問も、論理として成り立たない。すでに中東、アフリカ、東南アジアを始めとする120カ国以上が中国製ワクチンを購入しており、その有効性は疑う余地がない。中国国内でもすでに11億9000万人が接種を完了し、接種率は80%以上に達していて、中国社会全体に強力な免疫の基盤ができている。

武漢での感染爆発以降、中国での感染拡大の多くは国外から持ち込まれたウイルスによるものだ。中国ではロックダウンによる経済への影響も議論されており、現在全力で取り組んでいるのは経済発展と感染コントロールの平衡点の模索である。米中間の競争が日増しに激しくなる中、中国人は新型コロナ下における経済の正常な発展がどんな意味を持つかを誰よりもはっきり認識している。

中国の感染予防政策が失敗すれば必然的に世界的なリスクを生むだろう。しかし、中国の「感染ゼロ」戦略が失敗する可能性が一体どれだけあるというのか。多少の圧力はかかるかもしれないが、この戦略自体が壊滅するようなことはまず考えられない。「感染ゼロ」戦略が失敗するかも知れないという話を聞いた中国人は、多くが一笑に付すことだろう。(翻訳・編集/川尻

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