中国でこのほど、四川省成都市にある会社が出した「元旦・春節（旧正月）休み」の通知が話題となっている。

【その他の写真】

中国では「元旦」と「春節」は法定休日で、2022年の場合は、元旦は1月1日から1月3日まで、春節は1月31日から2月6日までが休みとなる。

中国メディアの財経網によると、通知を出したのは成都市にある四川智合名徳という会社で、21年12月31日から22年2月15日までの47連休とし、仕事始めは2月16日からとしている。

同社は昨年8月に設立されたばかりであることから、SNS上では「倒産」を心配する声も上がったが、同社の社長は地元メディアの取材に対し、「任務はすでに目標に達している」とし、「倒産なんてあり得ない。給料はちゃんと払う」と答えたという。

中国のSNS上では、「うらやましい」「学校の冬休みより気前良いな」「金もうけを嫌う会社なんて初めて見た」などの声が上がっている。（翻訳・編集/柳川）