女性優先車両に男性が乗り込みトラブルに、なぜ「優先」が難しいのか―中国メディア

Record China    2022年1月5日(水) 20時40分

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4日、新京報は、広東省深セン市の地下鉄で女性優先車両をめぐるトラブルが起きたことを伝え、「なぜ『優先』が難しいのか」とする記事を掲載した。写真は深セン地下鉄の優先車両。

2022年1月4日、新京報は、広東省深セン市の地下鉄で女性優先車両をめぐるトラブルが起きたことを伝え、「なぜ『優先』が難しいのか」とする記事を掲載した。以下はその概要。

深セン地下鉄の女性優先車両をめぐって男女が口論する動画が注目を集めている。動画では女性が男性に対して「2022年にもなるのに、女性優先車両の席に座る男性がまだいるなんて」と憤慨するとともに、他の女性客に対しても「見てみぬふり」をしていることを非難していた。トラブル発生後、深セン地下鉄側は、男性の女性優先車両の使用は禁止しておらず、座席の譲り合いは自発性に任せるとの見解を示している。

地下鉄に女性優先車両を設けることについて、賛成派は女性へのハラスメント防止を理由に挙げ、反対派は女性に対する潜在的な差別に繋がると主張する。いずれせよ、女性優先車両には明確なルールが必要だ。例えば、ドバイの地下鉄では男性が女性用車両に入れば罰金が課される。深セン地下鉄でのトラブルは主に、ルールがはっきりしていないことで生じた解釈の違いによるものであり、女性客は女性の優先を「当然のこと」と認識し、男性客は「全て自発性に任せられる」と考えていたため、口論になった。

深センの女性優先車両は強制的なものではなく、道徳的な提唱の傾向にあるようだ。例えば、20年3月に施行した「深セン経済特区文明行為促進条例」では、パブリックコメント募集草案の段階で存在した「ピーク時には身体障害者、未成年、女性などの必要な人優先の車両を設置し、他の乗客が優先車両に入ろうとした場合には地下鉄職員が出るように勧告しなければならない」という文言が、実際のオペレーションが難しいといった理由で削除された。女性優先車両は決して「男子禁制」ではなく、席を譲るかどうかも各自の意思に任せるというのが、現在の女性優先車両の定義となっている。

それならば、女性優先車両に関するルールをもっと広く知らしめなければならない。そうしなければしかるべき作用は発揮できない。深センの人口の多さを考えれば、ルールに関する告知はもっと高頻度に行わなければならない。乗客に女性優先車両のルールを知ってもらうことで初めて、理解の違いによる対立や争いを避けることができるのだ。(翻訳・編集/川尻

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