韓国・LG電子が「水の要らない洗濯機」商用化へ、韓国ネット「画期的だけど…」

Record Korea    2022年1月2日(日) 22時0分

拡大

30日、韓国メディア・韓国経済は「水の代わりに二酸化炭素を活用する『CO2洗濯機』が近く登場する見通しだ」と伝えた。写真はLG洗濯機。

2021年12月30日、韓国メディア・韓国経済は「水の代わりに二酸化炭素を活用する『CO2洗濯機』が近く登場する見通しだ」と伝えた。これまでは規制の問題で実現不可能だったが、規制のサンドボックス制度により商用化の道が開けたという。

大韓商工会議所と産業通商資源部は30日、2021年度第6次産業融合規制督励審議委員会を開き、計15件の規制特例を承認した。承認特例を受けたLG電子の「CO2洗濯機」は、水や油の代わりに液体二酸化炭素を利用するというもの。今後、自社の研究所内に二酸化炭素洗濯機を設置し、2年間のテスト運営に入るという。安全性が立証されれば一般のクリーニング店に設置できるよう臨時許可を申請する計画だ。

現行法上、二酸化炭素を圧縮し液化するには、上下左右8メートルの離隔、防護壁の設置などが義務づけられるため、家庭へのCO2洗濯機の設置は事実上、不可能となっている。審議委員会は「節水とエコにもなり、海外で商用化された製品だという点を考慮し、実証特例を承認した」としている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「環境に優しいし水も節約できるなんて素晴らしい」「さすがLG。家庭製品は世界ナンバーワン」「水が足りない地域には最適だ」「研究を続けていけば、家庭用もそのうち出るかもね」「いずれ家でドライクリーニングできる時代が来る」など期待の声が寄せられている。

また、「水を使わない洗濯機?画期的だけど想像もつかない」「二酸化炭素は空気中から集めるの?それとも化学反応で生産?生産するなら本当にエコなの?」「汚れはどうやって排出されるの?水じゃなくて粉末とか?不思議だな」などのコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携