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杜甫の詩にもある隋代の「摩訶池」の遺跡、7カ月に及ぶ発掘の末ついに発見―四川省成都市

配信日時:2014年5月27日(火) 20時2分
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25日、成都文物考古研究所によると、7カ月にも及ぶ発掘作業の末、考古チームが隋の時代の摩訶池遺跡を発見した。
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2014年5月25日、中国四川省の成都市文物考古研究所によると、7カ月にも及ぶ発掘作業の末、考古チームが成都体育センターの発掘地点で隋朝(581−619年)の摩訶池遺跡を発見した。27日付で成都晩報が伝えた。

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この池は隋の時代、成都を守っていた蜀王楊秀が成都に小さな城を増築する際に、土を掘りすぎた部分を人工湖としたもの。大きさについては、成都の水利専門家・陳渭忠(チェン・ウェイジョン)氏が「摩訶池の興廃」という本の中で、「摩訶池が完成した当初、面積は500ムー(約33万平方メートル)だったが、増築後の水域面積は約1000ムー(約66万平方メートル)と、一般的なサッカー場約100個分の大きさとなった」と記している。

唐代の詩人・杜甫らもこの摩訶池を詠んでおり、中国ではよく知られている。摩訶池は初唐、元末明初、明末と3度にわたる埋め立て作業により、水域面積が次第に縮小し、1914年にはすべてが埋め立てられ演武場となっている。

同研究所の関係者によると、今回の発掘作業は2013年10月に開始後、2014年5月まで継続して行われた。摩訶池遺跡のほか、他の土層からは明蜀王府の宮苑の遺跡や唐代官衙の敷地跡とみられる重要文化遺跡が発見された。(翻訳・編集/藤)

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