中国菓子メーカーがポスターに「目の細いモデル」起用し批判浴びる、モデル「個人攻撃やめて」

Record China    2021年12月28日(火) 8時20分

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中国の菓子メーカー「三只松鼠」の商品宣伝ポスターが「中国人を醜く描いている」と批判を浴びた問題で、モデルを務めた菜孃孃が自身への個人攻撃をやめるよう呼び掛けた。

中国の菓子メーカー「三只松鼠」の商品宣伝ポスターが「中国人を醜く描いている」と批判を浴びた問題で、モデルを務めた菜孃孃が26日、自身の微博(ウェイボー)アカウントを更新し、「中国人を侮辱するイメージを意図的に作り出したことはなく、メーカーの求めに応じて撮影したもの」とした上で、自身への個人攻撃をやめるよう呼び掛けた。

問題となったのは、三只松鼠が2019年に発表した商品の宣伝ポスター。中国では先月、仏高級ブランド、ディオールの「小さな目」の写真が、アジア人に対して欧米人が抱く昔ながらのイメージをそのまま表現しているとして批判が寄せられたことなどから、三只松鼠の19年のポスターにも飛び火し、「モデルの目が細く、唇が厚い」として「意図的に中国人を醜く描いている」とSNS上で物議を醸した。

これを受けて、三只松鼠は26日の声明で、ポスターについて、19年10月に自国の製品や文化を愛する「国潮」ブームを意識して撮影・制作したもので、「中国人のモデルに個人の特徴を生かしたメイクを施したのであって、意図的に醜くしたわけではない」と釈明。「ネットユーザーに不快な思いをさせたことについて謝罪する」とし、写真の差し替えを行うことを表明した。

菜孃孃は、ウェイボーへの投稿で、「私の顔立ちは両親がくれたもの。美意識は人それぞれだから、私のようなタイプが気に入らない人もいるかもしれないが、このように私を攻撃する必要は全くない」とした。(翻訳・編集/柳川)

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