日本が台湾から300キロ離れた場所にミサイル基地を設置している!―中国メディア

Record China    2021年12月22日(水) 5時20分

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20日、環球網は、「日本が台湾からわずか300キロ離れた場所にミサイルを設置しようとしている」とする記事を掲載した。

2021年12月20日、中国メディア・環球網は、「日本が台湾からわずか300キロ離れた場所にミサイルを設置しようとしている」とする記事を掲載した。以下はその概要。

日本の石垣島で、明らかに中国を狙ったミサイル基地の建設が進んでいる。石垣島は台湾の東側、尖閣諸島の南にあり、両者と共に三角形を形成する位置関係にある。日本の防衛省がこの場所にミサイルを配備する意図は明らかであり、尖閣諸島に手を伸ばし、台湾海峡をかく乱しようとしているのだ。

石垣島へのミサイル配備について日本は長期に渡り計画を進めてきた。それが公になったのは今年8月のことで、来年中に石垣島に500〜600人規模の陸上自衛隊ミサイル基地を配備する計画が明らかになった。完成の期限まであと1年ということで、日本は建設のペースを明らかに上げた。

防衛省は11月末、記録的な補正予算案を提出した。予算は主に南西諸島の防衛を目的とした武器の調達であり、石垣島のミサイル基地建設もその中の重要なセクションなのだ。

石垣島のミサイル基地建設は、日本と米国が協力して台湾海峡に介入する上での利便性をもたらす。しかも、米国は日本に中距離ミサイルを配備したがっており、岸田文雄首相も9月の自民党総裁選期間中に、具体的な提案がない中では賛成も反対もできないとし、国内の中距離ミサイル配備の可能性を否定しなかった。

石垣島のミサイル基地からミサイルが発射されず、レーダーでわれわれの干渉をするのみであるなら、われわれは電磁干渉という「ソフトな対応」をとれば良い。もしミサイルを打ってくるようなら、基地を直接破壊するまでだ。われわれにはその実力が十分にあり、打撃の精度も非常に高い。日本は空中、水中を含め四方八方からわれわれの反撃を浴びることだろう。

そして、石垣島にしろ他の島にしろ、面積が小さいためにミサイルの在処が容易に特定できるという致命的な欠点を抱えている。米紙ニューヨーク・タイムズですら「石垣島の住民は長きに渡り中国を商売相手と見ており、危険の源とは考えていない。しかし、中国向けのミサイル基地ができることで、島が中国の反撃目標になることは間違いない」と報じている。

石垣島の住民の愁いに、日本国内で意図的に反中をあおり立てている右翼勢力は聞く耳を持たないのである。(翻訳・編集/川尻

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