パリ五輪絶望も! 中国・孫楊にまた違反疑惑、アンチ・ドーピング機構が調査―仏メディア

Record China    2021年12月20日(月) 15時20分

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19日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、現在資格停止処分を受けている競泳五輪金メダリストの中国選手・孫楊(スン・ヤン)が規定に反して国の施設でトレーニングを受けているとの告発を受けたと報じた。

2021年12月19日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、現在ドーピング規定違反により資格停止処分を受けている競泳五輪金メダリストの中国選手・孫楊(スン・ヤン)が規定に反して国の施設でトレーニングを受けているとの告発を受けたと報じた。

記事は、英紙タイムズの18日付報道を引用。資格停止期間中の孫が中国政府の資金援助によって建設された施設でトレーニングを行っているとの告発があり、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が新たな調査を開始したと紹介。事実であれば、資格停止期間中に中国水泳協会の他の選手と一緒にトレーニングをしてはならないという規則に反したことになると伝えた。

そして、告発者が提供した写真には、孫が浙江省のスポーツ学校にあるプールとジムと思しき場所でトレーニングをしている様子が映っていたとし、この学校は国の資金援助によって建設されたものであると説明している。

また、孫はドーピング検査を拒否したことでスポーツ仲裁裁判所から8年の資格停止処分を受けた後、4年3カ月に停止期間が短縮され、20年2月28日から24年5月いっぱいまで資格停止処分を受けていると紹介。現在30歳の孫にとって最後のチャンスとなるであろう24年のパリ五輪までには処分が明ける予定だったが、今回の調査で告発内容が事実であると判断されれば、改めて4年3カ月の資格停止処分を受けてパリ五輪に出場できなくなる可能性があると伝えた。(翻訳・編集/川尻

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