設置10年迎えた日本大使館前の慰安婦像=「今後も撤去求める」と日本政府、韓国ネットには反発の声

Record Korea    2021年12月14日(火) 17時20分

拡大

14日、韓国・ニューシスは、日本政府が韓国政府に対して今後も慰安婦像の撤去を求めていく方針を示したと伝えた。写真は慰安婦像。

2021年12月14日、韓国・ニューシスは、日本政府が韓国政府に対して今後も慰安婦像の撤去を求めていく方針を示したと伝えた。

記事は日本メディアの報道を引用し、松野博一官房長官が前日の定例会見で、設置から10年経ったソウルの日本大使館前の慰安婦像がいまだ撤去されずにいることについて「2015年の日韓合意により、日本が懸念を有していることを韓国は認知し、適切に解決されるよう努力すると確認した」と述べ、今後も撤去を求めていく考えを示したことを伝えている。また松野官房長官は「国と国の約束を守ることは国家間関係の基本だ」と強調したという。

慰安婦像は11年12月14日に初めてソウルの日本大使館前に設置された。その後徐々に数を増やし、現在は韓国内外に約160体が設置されているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本は全く反省していない」「韓国は今後も撤去要請を拒否し続ける」「約束も大事だけど、人間としての基本がもっと大事。日本は歪曲(わいきょく)された歴史を教え、広報しているのに約束なんて守れない」「韓国は靖国神社の撤去を要求しよう」など反発の声が上がっている。

一方、一部では「像を撤去してほしい。慰安婦の歴史は先祖の無能さが招いたこと。僕たちが同じことを繰り返しさえしなければいい」「慰安婦は歴史的事実だけど、もう終わりにするべき。慰安婦被害者を利用する人も後を絶たない」など撤去に賛同する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携