北京と湖南省鳳凰古城を7時半で結ぶ張吉懐高速鉄道が開通―中国

人民網日本語版    2021年12月8日(水) 20時50分

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湖南省の張家界市と湘西トゥチャ族ミャオ族自治州の吉首市、懐化市を結ぶ高速鉄道が6日、正式に開通した。

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湖南省の張家界市と湘西トゥチャ族ミャオ族自治州の吉首市、懐化市を結ぶ高速鉄道が6日、正式に開通した。湖南省西部に位置する同高速鉄道は、全長245キロ、設計時速350キロで、張家界西、芙蓉鎮、古丈西、吉首東、鳳凰古城、麻陽西、懐化南の7駅が設置されている。これにより北京市と古い町並みが残る人気観光地・鳳凰古城が約7時間半で結ばれるようになった。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

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1934年、湖南省鳳凰県出身の作家・沈従文は、母親に会うために北京から列車と木船、駕籠を乗り継ぎ、半月かけて鳳凰県の実家に戻った。

6日午後4時38分、北京西駅から出発したG4481号が鳳凰古城駅に到着した。その所要時間はわずか約7時間半だった。

「7時間半」は、鳳凰県にとって何を意味しているのだろうか?鳳凰古城駅の出口でプレートを掲げて客を待っていた民泊施設のオーナー・黄黎さんは、「うちの平均客単価が2倍になる可能性がある」と喜び、「今まで鳳凰に来るには時間がかかった。乗り継ぎ地の長沙で1泊し、バスに5時間乗ってくるという人が多かった。そして、それほど時間をかけて来たのに、鳳凰では1泊か2泊しかできないという観光客が多かった。でも、今は北京だけでなく、上海広州深センから朝出発して夕方にはここに到着できるようになった。列車から降りた後、すぐに沱江に行って、そよ風を感じながら夜景を眺めて、1日の旅の疲れを癒すことができる。高速鉄道が開通する1~2週間前から、ネットを通じた問い合わせが目に見えて増えた。旅行業者が夢見てきた『移動の時間が短く、観光客が鳳凰にゆっくり滞在できる旅』が現実となった」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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