北京時間6日、スヌーカー大会である2021年UKチャンピオンシップが最終日を迎え、中国の90後（1990年代生まれ）の趙心童が10対5で、ベルギーのルカ・ブレセルを制して、「90後」としては初めてスヌーカー三大大会（UKチャンピオンシップ、マスターズ、世界選手権）のチャンピオンとなった。個人戦では初優勝となった趙の世界ランキングは一気に9位まで上昇し、丁俊暉や顔丙涛、周躍龍といった中国の選手を抜いて、世界ランキング最上位の中国人スヌーカープレイヤーとなった。瀟湘晨報が伝えた。

趙は14歳の時に、スヌーカー界の伝説的プレイヤーの一人で世界プロフェッショナルビリヤード・スヌーカー連盟（WPBSA）が事実上の永久シード権を与えているスティーブ・デイビスを下し、一躍有名になった。スティーブン・ヘンドリーやロニー・オサリバンを含む世界一流のプレイヤーも早くから趙に注目しており、「数少ない天才プレイヤー」「スヌーカー界のロジャー・フェデラー」などと称賛していた。（提供/人民網日本語版・編集/KN）