中国が台湾のエリート研究者を引き抜き、台湾政府はぼうぜん―中国メディア

Record China    2014年5月25日(日) 23時33分

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24日、中国台湾網は記事「宇宙リモートセンシングのトップ研究者、台湾での仕事を捨て本土へ」を掲載した。問題の研究者は昨年9月から行方不明。中国本土メディアの報道で大陸に招聘されたことが明らかとなった。写真は台湾メディアの報道。

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2014年5月24日、中国台湾網は記事「宇宙リモートセンシングのトップ研究者、台湾での仕事を捨て本土へ=台湾当局はぼうぜん」を掲載した。台湾教育部の王作台主任秘書は、台湾中央大学の陳[金昆]山教授が台湾の職を捨てて中国本土に移ったことを認め、遺憾だとコメントした。

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陳教授は人工衛星から地表を探査するリモートセンシングの第一人者。昨年9月から行方不明で、大学側は11月末から給与支払いをストップしていた。今年3月、中国本土メディアが陳教授が“千人計画”(海外の有力研究者を招聘するプロジェクト)に採用され、リモートセンシング科学国家重点実験室で働くことが決まったと報じた。

大学にも一切の連絡なく、中国本土に移ったことは台湾当局に大きな衝撃を与えた。王主任秘書は台湾の研究者が中国本土に移る場合、ほとんどが定年後で今回のようなケースはまれ、遺憾だと発言した。また陳教授が国家機密に携わっていたかについてはコメントを避けた。(翻訳・編集/KT)

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