中国で新エネ車が絶好調―米華字メディア

Record China    2021年12月4日(土) 5時20分

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2日、米華字メディア・多維新聞の中国語版サイトは、中国で新エネルギー自動車の販売がさらに加速していると報じた。写真はBYD販売店。

2021年12月2日、米華字メディア・多維新聞の中国語版サイトは、中国で新エネルギー自動車の販売がさらに加速していると報じた。

記事は、小鵬汽車、理想汽車、蔚来汽車の中国新エネルギー車メーカー3社が1日に11月の納車データを同時に発表したと紹介。小鵬が前年同月比270%増を記録したほか、理想も同190.2%と大きく増え、蔚来も105.6%増となったことを伝えた。

そして、中国の11月における新エネルギー車全体の統計は出ていないものの、各メーカーのデータから考えると販売増加ペースが予測を上回りそうだとし、開源証券の予測として、今年1年における中国の新エネルギー車販売台数は310万台に達し、前年比200%以上の増加を実現し、年初の予測を遥かに超える見込みだと伝えている。また、このペースは世界の新エネルギー自動車販売の同88%という予測も大きく上回ると紹介した。

さらに、中国乗用車市場情報連席会のデータによると、今年1〜10月における中国の新エネルギー自動車の世界販売シェアが51%に達し、そのうち7〜9月期のシェアは57%、10月単月のシェアは61%に上ったと伝えている。

その上で、新エネルギー自動車技術の進歩と関連インフラの整備が進むにつれて中国人消費者の新エネルギー自動車に対する認可度が上昇し続けているとし、BYD王伝福(ワン・チュアンフー)会長が11月19日に「電気自動車は中国でかつてない発展期を迎えており、市場浸透率が年初の5〜6%から10月には20%前後にまで高まった」と語るとともに、来年末には35%を超える見込みだとの見解を示したことを紹介。スマートフォンが市場浸透率15%を超えたところから急成長期を迎えたことを例に挙げ、市場浸透率という観点から言えば中国の新エネルギー自動車販売もすでに急発展に向けた「離陸」段階に入っているとした。(翻訳・編集/川尻

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