世界金融市場の地殻変動、中国の“買いあさり”は受け入れ国のチャンス―豪高官

Record China    2014年5月26日(月) 7時50分

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24日、参考消息網は、世界金融市場に占める中国のプレゼンスは今後飛躍的に高まるとの豪高官の発言を取り上げた。中国の“買いあさり”が加速することになるが、受け入れ国にとってはチャンスだという。資料写真。

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2014年5月24日、参考消息網は、世界金融市場に占める中国のプレゼンスは今後飛躍的に高まるとのオーストラリア高官の発言を取り上げた。

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マーティン・パーキンソン財務次官は22日、香港で開催された対中貿易投資ファーラムに登壇。中国の外貨準備高は4兆ドル(約408兆円)弱という膨大な金額に達しているが、これは中国が世界の金融市場に影響力を持つスタートにすぎないと指摘。今後、史上空前の方式で世界金融資産の再分配が進むと予測した。

「現在、世界の貿易及びGDPに占める中国のシェアは11%。しかし中国が保有する海外資産、債務は3%にすぎない」として、今後中国の大規模な海外資産保有が進むと予測した。もっともこれは大きなチャンスだとパーキンソン次官は強調する。中国の対外資産獲得はすなわち中国の海外投資増加を意味するからだ。

オーストラリアはこれまでも天然資源、不動産、農業などの分野で中国の投資を受け入れてきた。中国の買いあさりだと警戒する声もあるが、今後はこれまでとは比べものにならない規模で投資が進展すると予測している。(翻訳・編集/KT)

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