中国人を侮辱したスペインのテレビ局、現地華人社会が謝罪を要求―スペイン華字紙

Record China    2014年5月26日(月) 1時4分

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24日、中国人を侮辱する内容のコントを放送したスペインのテレビ局に対し、現地の華人社会は公開謝罪と再発防止を強く求めている。

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2014年5月24日、スペインの華字紙・欧華報によると、中国人を侮辱する内容のコントを放送したスペインのテレビ局に対し、現地の華人社会は中国人の尊厳を著しく傷つけたとして公開謝罪と再発防止を強く求めた。中国新聞社が伝えた。

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スペインのテレビ局・テレシンコは今月15日、バラエティー番組で「犬と中国人は入るべからず」との張り紙を掲げたレストランから中国人が追い出されるというコントを放送した。

在スペイン中国大使館の朱建(ジュー・ジエン)参事は、「テレシンコの番組に対し、スペインの華人社会だけでなく中国の国内世論も強い怒りを感じている」と発言。中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は22日の定例記者会見で、「スペインのあるテレビ局は再三にわたり、中国人を侮辱する番組を放送している。われわれはこのテレビ局が自らの間違いを認め、人々の要求に真摯(しんし)な態度で応じるよう求める」と話し、事態の収拾と再発防止をテレビ局側に強く求めた。

テレシンコの親会社・メディアセットは、同番組について、「フィクションでありユーモアあふれる番組。コントのなかで人種差別やファシズム、男尊女卑の思想に染まった人物が出ることで、こうした思想を批判することになる」と説明しているが、現地の華人社会は納得できないだろう。(翻訳・編集/本郷)

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