毒殺シーンで本当に猫を殺した?人気ドラマ「当家主母」の残酷場面に批判が殺到

Record China    2021年11月28日(日) 23時10分

拡大

現在配信中のドラマ「当家主母」の中で、毒殺されるシーンに登場した猫が本当に死んでいるのではないかとネットで話題に。制作側が当時の撮影方法や、今も元気な猫の姿を動画で公開し、疑惑を否定している。

現在配信中のドラマ「当家主母」の中で、毒殺されるシーンに登場した猫が本当に死んでいるのではないかとネットで話題に。制作側が当時の撮影方法や、今も元気な猫の姿を動画で公開し、疑惑を否定している。

「当家主母」は清朝を舞台にした時代劇ドラマで、今月から配信をスタートした最新作。このドラマに登場する白猫の毒殺シーンでこのほど、口から血を吐き、目を見開いたまま横たわる猫の様子が「おかしい」と視聴者から声が上がったもの。問題のシーンでは、やや膨れた猫の腹部は動きがなく、呼吸している様子が見られない。このことから、本当に殺したのではないかとの疑惑が持ち上がり、怒ったネットユーザーから制作側に対して事情の説明と、現在の猫の様子を公開するようにとの要求が寄せられていた。

26日、「当家主母」の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の公式アカウントが、撮影方法について説明する長文を投稿。問題の猫は、大型撮影基地・横店影視城にある店舗の飼い猫であり、今回のドラマ制作チームの愛猫とのこと。毒殺シーンの撮影では猫を傷つけない前提で脚にヒモをつけ、引っ張っていたという。口から吐いた血は水あめで作っており、猫がなめても害のないものだったといい、体が硬直したように見えるのは静止画を使用したためで、呼吸していないのはCG編集によるものだと記している。

また、ウェイボーでは飼い主の女性へのインタビューも公開されており、「当家主母」の撮影が終了した昨年11月、健康な状態で戻ってきたと語っている。今年7月に子猫を産んだ時の猫の様子など、現在の元気な姿を撮った動画も同時に公開している。

数々の証拠を挙げて“毒殺”疑惑を否定した制作側だが、ネット上では動物に負担をかける撮影に不快感を示す声も多く、「リアルさを追求する人間のエゴ」「こういった撮影は取り締まるべきだ」「わざわざ死に顔を見せなくても工夫次第で何とでもできる」などといった意見が寄せられている。(Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携