フリーズドライ食品がブームに、3年間で消費300%増―中国

人民網日本語版    2021年11月28日(日) 19時0分

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中国でここ数年、フリーズドライ食品がブームとなっており、各大手ソーシャルメディアでも人々に人気のおやつとして注目を集め始めている。

中国でここ数年、フリーズドライ食品がブームとなっており、各大手ソーシャルメディアでも人々に人気のおやつとして注目され始めている。人民網が伝えた。

電子商取引プラットフォームの統計データによると、フリーズドライ食品の消費は過去3年で300%増加した。商品の種類も、果物やコーヒー、ヨーグルト、お粥などますますバラエティーに富んできている。フリーズドライ技術の正式名称は「真空凍結乾燥技術」といい、マイナス10度からマイナス50度で急速に凍結させた食品を真空状態で水分を蒸発させて乾燥させる技術のことだ。実はフリーズドライ技術自体は特に目新しいものではなく、1960年代にはすでに宇宙飛行士用の宇宙食の開発に応用されていた。

前瞻産業研究院がこのほど発表した「中国フリーズドライ食品業界における市場ニーズと投資計画をめぐる分析報告」によると、2019年、中国におけるフリーズドライ食品の市場規模は約18億元(約324億円)に達し、2021年には23億元(約414億円)に達するとしている。このため控えめに見積もっても、今後5年間、中国フリーズドライ食品市場は、15%の年平均成長率を維持すると予想され、市場規模は2025年までに42億元(約756億円)を上回るとみられている。

業界関係者は、「消費習慣からみても、中国人は新鮮な野菜やフルーツをそのまま食べることを好む傾向が強い。このため、フリーズドライ食品の応用と市場規模は、まだ当面の間は、限りある発展にとどまるだろう」との見方を示している。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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