「韓国の技術が認められた」とネット大盛り上がり、マチュピチュの玄関口に「韓国型空港」建設へ

Record Korea    2021年11月22日(月) 19時20分

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19日、韓国・ソウル新聞などによると、マチュピチュの玄関口となるペルーに建設される韓国型空港「チェンチェーロ新空港」の着工式が行われた。写真はマチュピチュ。

2021年11月19日、韓国・ソウル新聞などによると、マチュピチュの玄関口となるペルーに建設される韓国型空港「チェンチェーロ新空港」の着工式が行われた。

記事によると、韓国空港公社が主導する官民協力コンソーシアム「チームコリア」は同日、ペルーのクスコ州政府庁舎で「チェンチェーロ新空港」の着工式を行った。

同空港はインカ文明の古代遺跡マチュピチュに向かう玄関口となる。記事は「韓国空港公社と現代建設などが『チームコリア』を構成して事業を提案し、国際競争で勝ち取った工事という点で意味がある」と説明している。チームコリアは発注者のペルー政府に代わり、建設・施工会社の選定、工程管理、空港試運転まで事業進行を総括する事業総括管理(PMO)事業を担当。現代建設が、1600億ウォン(約153億1760万円)規模の敷地造成工事と5400億ウォン規模の本工事の施工契約まで受注したという。

同空港には全長4キロの滑走路と搭乗口13基のターミナル1棟、係留場13カ所が建設される予定で、25年までに年間最大570万人が利用するものと見込まれている。韓国空港公社は、同事業がクスコ地域の経済発展に大きく寄与することはもちろん、「ポストコロナ」時代の航空産業発展に寄与するものと期待しているという。

これを受け、韓国のネット上では「これぞ大きな外交業績」「文政権の5年で国の品格が段違いに上がった」「仁川空港のクオリティは世界で十分通用する」「南米ペルーに韓国主導の空港ができるなんて…」「よくやった!韓国の技術が認められた証拠」と盛り上がりを見せている。

一方で、「手抜き工事がありませんように!」「どうかマチュピチュと周りの遺跡を傷つけることがありませんように」など工事の無事を祈る声も上がり、中には「空港ができてこれまで以上にたくさんの人が訪れたらどうなるだと?遺跡の毀損(きそん)は時間の問題だろう」と警鐘を鳴らす声も見られた。(翻訳・編集/松村)

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