国務院新聞弁公室は17日、中国アフリカ協力フォーラム第8回閣僚級会議の経済貿易に関する取り組みについての記者会見を開いた。中国商務部の銭克明（チエン・カーミン）副部長は、「今年1-9月には、中国とアフリカの経済貿易協力の各種指標が全面的に上昇した。そのうち中国・アフリカ貿易額は前年同期比38．2％増の1852億ドル（約21兆2700億円）に上り、同期の過去最高も更新した」と述べた。

中国のアフリカの全業界への直接投資額は同9．9％増の25億9000万ドルに上り、成長率は中国の対外投資全体を3ポイント上回り、新型コロナウイルス感染症発生前の2019年の水準を上回った。中国企業がアフリカで新たに契約した請負工事の契約額は同22．2％増の535億ドル、売上高は同11．6％増の269億ドルだった。こうした数字から、中国企業がアフリカの今後の発展とアフリカ市場の見通しに信頼を寄せていることが十分にうかがえる。（提供/人民網日本語版・編集/KS）