<韓国船沈没>中国人男性、犠牲者遺族に無記名で寄付「少しでも力になれたら」―韓国紙

Record China    2014年5月23日(金) 17時24分

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20日、韓国在住の中国人男性が韓国船沈没事故の犠牲者遺族への寄付として、無記名で約5万円を警察署の入り口の隙間に入れていたことが分かった。写真は中国の事故報道。

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2014年5月20日、韓国紙・朝鮮日報によると、中国の男性が韓国船沈没事故の犠牲者遺族への寄付として、無記名で50万ウォン(約5万円)を警察署の入り口の隙間に入れた出来事がメディアで広く報じられている。21日付でチャイナネットが伝えた。

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ソウル警察によると、ある日の夜中1時ごろに警備員が石串洞付近の石串治安センターをパトロール中、同センターの入り口の隙間に封筒が差し込まれているのを発見。封筒には何も書かれておらず、中には10万ウォン(約1万円)の小切手が5枚入っていた。

警察はこの差出人を探し当てるため、周辺の監視カメラを調べたところ、午後8時ごろに中年男性が封筒を置いて立ち去る場面が映っていた。警察は裁判所の令状を得た後、小切手を調べてこの差出人を特定した。

差出人は13年前から韓国に住んでいる54歳の中国人男性と判明。60万ウォン(約6万円)余りの給料の中から生活費を残し、50万ウォンを寄付したという。動機について、「父親として、子供を失う苦しみは痛いほどよく分かる。少しでも力になれたらと思った」と話している。(翻訳・編集/藤)

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