2021年11月12日、韓国・マネートゥデイによると、韓国の格安航空会社（LCC）「ジンエアー」のチェックインシステムに障害が発生し、SNS上に乗客の不満の声が相次ぎ投稿された。

記事によると、同日午前6時30分ごろからシステム障害が発生し、全国の空港で搭乗手続きと発券に遅延が生じた。空港の案内デスクでは従業員が手書きで発券作業を行い対応したが、このため航空機の離陸に遅れが生じた。同日午前の出発便全てが遅延したという。

SNS上には「手書き航空券」の写真と共に、空港に足止めされた利用者の声が続々と上がった。「あとどのくらい待てばいいのかも分からず、ただ待たされている。数千ウォン（数百円）安く上げようとしてジンエアーを使ったのが間違いだった」「2時間以上も待機しているが何の案内もない」などの不満の声が寄せられており、「遅延のために重要な予定を守れなかった」という訴えも多く見られたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「1人ずつ搭乗者名を探して手書きした従業員たちに文句を言うな。彼らに罪はない」「障害が発生することもある。会社に文句を言っても仕方がない。従業員はどれだけ苦労したか」「LCCだから仕方ない」「でも安い値段で運航してくれてるじゃないか」「安い航空会社を選んだのだから、この程度の不便は受け入れないと」「（手書きは）レトロでいいじゃん」などの声が寄せられている。

一方、「安物買いの銭失いだ」という論調のコメントが多いことに対し、「いくら何でも空港で5時間も待たされるなんてキツい」「誰だって安く乗りたいでしょ。サービスを提供できないのが悪いのに、なぜ利用者が悪く言われるのか」「悪いのはジンエアーだ」といった反論も見られた。（翻訳・編集/麻江）