人民網日本語版 2021年11月15日(月) 5時0分
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山東省は近年、自然な回復と人工的な修復を結びつけ、黄河デルタの湿地を累計で約30万ムー修復している。
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山東省は近年、自然な回復と人工的な修復を結びつけ、黄河デルタの湿地を累計で約30万ムー(1ムーは約6.7アール)修復している。これにより黄河デルタの生態系が大幅に改善され、生物多様性も大幅に向上している。新華社が伝えた。
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山東省政府新聞弁公室が11日に開いた会見で、山東省自然資源庁の王太明(ワン・タイミン)副庁長は、「山東省は黄河流域の湿地の生態保護を極めて重視している。黄河流域、特に黄河デルタの湿地の生態機能及び生物多様性を高め続け、黄河下流の湿地の生態系の健康を守っている。自然な回復と人工的な修復を結びつけ、黄河デルタで7万2500ムーの『退耕還湿』と『退養還灘』を完了し、湿地を累計で約30万ムー修復している」とした。
データによると、黄河デルタの底生生物は1種から36種まで増えている。鳥類は1992年の187種から371種まで増え、世界全体の数の1%以上を占める鳥類は38種にのぼる。王氏は、「黄河デルタはすでにコウノトリの世界最大の繁殖地、ズグロカモメの世界2位の繁殖地、ツルの世界2位の越冬地、中国のタンチョウヅルの野外繁殖の最南エリアになっている」とした。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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