【CRI時評】米政治家が台湾問題でつじつま合わぬ火遊び

CRI online    2021年11月12日(金) 14時20分

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米国のブリンケン国務長官は先日、米国には台湾の自衛能力を確保する約束があると述べ、多くの国は武力を一方的に行使して現状を破壊することを平和と安全に対する重大な脅威と見なしていると述べた。

米国ブリンケン国務長官は先日、メディアの取材に対して、米国には台湾の自衛能力を確保する約束があると述べ、多くの国は武力を一方的に行使して現状を破壊することを平和と安全に対する重大な脅威と見なしていると述べた。しかし、先月末に行われた中米高官会談で「米国側は引き続き、『一つの中国』の政策を堅持する」と表明したのは、ブリンケン長官本人だ。このように前言を覆すのは、米国のトップ外交官がすることなのだろうか。

このところ、台湾海峡情勢の緊張が高まり続けている。その原因は、台湾当局が「一つの中国」の枠組みを打破して「台湾独立」の活動の余地を拡大することを、愚かにも繰り返し試みていることだ。さらには、米国の政治家が「台湾独立」勢力を容認して支持していることがある。

ブリンケン長官が見つめるべきは、世界の180の国が「一つの中国」の原則を承認し、支持していることだ。これこそが真の国際社会の共通認識だ。ブリンケン長官の暴論は事実を顧みず国際法理にも反するものだ。米国が台湾の軍事力増強を援助するのは、台湾に米国政治家の中国抑圧戦略の先棒を担がせ、台湾を米国の武器商人の現金自動引き落し機にし、さらには台湾を米国国内の矛盾から目をそらさせるための口実にするものにほかならない。

11日に発表された中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)の公報は、一つの中国の原則と「九二共識(92コンセンサス)」を堅持し、「台湾独立」の分裂行為に断固として反対し、外部勢力の干渉に断固として反対すると明確に表明した。これは中国の国家の主権、安全と発展の利益を守る確固たる決意と厳正な立場を鮮明に示したものだ。米側の一部政治家は「台湾カード」を使って中国の発展を抑制しようと妄想しているが、これは情勢に対する甚だしい誤判断だ。

台湾問題は中米関係における最も重要で最も敏感な問題だ。中米関係が健全で安定した発展の軌道に戻す前提は、米国が台湾当局とのいかなる形の公式往来も直ちに停止し、「台湾独立」の分裂勢力にはいかなる誤ったシグナルも出さず、あれこれ言ったりやったりしてトリックをもてあそぶことをやめることだ。(提供/CRI

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