【CRI時評】後戻りはしない、中国はアジア太平洋地区の「前を向き、前に進む」を推進

CRI online    2021年11月12日(金) 13時40分

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中国の習近平国家主席は11日、APECビジネスリーダーサミットの基調演説で、「世界情勢がどのように変化しても、強靭で原動力が強いというアジア太平洋経済の強みは変わらない」と述べた.。

中国の習近平国家主席は11日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)ビジネスリーダーサミットの基調演説で、「世界情勢がどのように変化しても、強靭(きょうじん)であり、原動力が強いという、アジア太平洋経済の強みは変わらない」、「前を向いて進んでいくことを堅持せねばならない」と述べた。

習主席は2013年以来、この場で基調演説を何度も行い、知恵と主張を提出することでAPECの発展に貢献してきた。今年は、アジア太平洋地域の発展が新たなチャンスと試練に直面している中での演説だった。まず、アジア太平洋経済は感染症の打撃から先駆けて回復する勢いを見せている。一方で、米国は冷戦思考に基づき覇権を維持しようとして、アジア太平洋地域で「4国メカニズム」、「3国安全保障協力」などのグループ政治を行い新たな火種を作ろうとして、アジア太平洋地域の安全と安定、発展のための協力に脅威をもたらしている。

「イデオロギーで線引きしたり、地政学的な小さなサークルを作っても、結局のところ前途はない。アジア太平洋地域は冷戦時代のような対立と分断の状態に戻ることはできないし、戻るべきではない」――。習主席は今回の基調演説で、旗幟鮮明に見解を示した。そしてアジア太平洋運命共同体の構築という目標に向けて揺るぎなく進むよう各方面に呼びかけ、同時に「全力で感染症と戦う」、「開放と協力を堅持する」、「グリーンモデルチェンジを推進する」、「積極的にイノベーションを推進する」という4つの提案を打ち出し、アジア太平洋地域の発展の難題を解決するために、よい処方を示すことで貢献し、アジア太平洋地域が真に必要とする秩序をよりよく維持する方向を指し示した。

中国がアジア太平洋経済協力会議(APEC)に加盟して今年で30年になる。中国はこの30年間、絶えず開放を拡大し、当初の新参者という立場から、APECの発展を牽引(けんいん)し推進する存在に徐々に成長してきた。

開放こそアジア太平洋経済の生命線であり、同時に「中国方案」に記された最も鮮明な刻印でもある。当面は新型コロナウイルス感染症との戦いについても、経済の安定した回復の実現についても開放された環境が必要であり、それには地域諸国の協力が欠かせない。中国はこの方面で極めて実際的な努力をしている。中国の開放の歩みは止まらない。中国は一つ一つの具体的措置を通じてアジア太平洋地域が、ひいては世界がウィンウィンを実現するために堅実な貢献をしている。(提供/CRI

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