北京五輪・パラの準備着々、“超”省エネ技術を盛り込んだ選手村も稼働開始

Record China    2021年11月12日(金) 18時40分

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2022年北京冬季五輪大会・パラリンピックは3カ所に分かれた会場それぞれの選手村が建設された。うち北京市市街地の選手村が9日、稼働を開始した。

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2022年北京冬季五輪大会・パラリンピックは北京市市街地、郊外の延慶区、河北省張家口市の3カ所で開催されるため、選手村も3カ所に建設された。うち北京市市街地の選手村が9日、稼働を開始した。

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所在地は国家体育場(通称:鳥の巣)の近くで、20棟のマンションから成っているが、北京の伝統的な住宅である四合院の建築様式が取り入られているという。また施設内には代表団事務室や小型会議室、総合診療所なども設けられ、トイレや階段はバリアフリーだ。

この選手村の大きな特長は、超低エネルギー建築技術が駆使されていることだ。総合診療所だけでも年間約42.4トンの二酸化炭素排出を削減でき、今回の冬季五輪でも「最も省エネな建築」と呼ばれている。

また、古い工場を改装して作られたので新規の建設が大幅に抑えられ、資金と資源の節約も実現できた。備品についてはレンタル方式を採用した。そして行き届いたサービスを確保すると同時に、プラスチックや使い捨て製品の使用は厳しく制限される。北京冬季五輪・パラリンピックの「グリーン大会」の理念は、選手村にも如実に反映されている。(提供/桜の華YouTubeチャンネル)

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