シンガポール防衛相「台湾での衝突で勝者など存在しない」―シンガポールメディア

Record China    2021年11月8日(月) 10時0分

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5日、環球網は、台湾問題についてシンガポールのン・エング・ヘン国防相が「米国は遠く離れるべきだ」と提言したことを報じた。写真はシンガポール。

2021年11月5日、環球網は、台湾問題についてシンガポールの黄永宏(ン・エング・ヘン)国防相が「米国は遠く離れるべきだ」と提言したことを報じた。

記事は、シンガポール紙・聯合早報の5日付報道を引用。米ワシントンで4日に行われた第12回アスペン・セキュリティー・フォーラムに出席した黄国防相が基調演説を行い、司会を務めた国際政治学者ジョセフ・ナイ氏の質問に対して自らの台湾情勢に対する考えを示したと伝えた。

そして、ナイ氏が「現在の米国による問題処理方法と、その過程で情勢判断を誤る状況が出現しうることへの懸念はないか」と質問したのに対し、黄国防相が「台湾問題はディープなレッドラインだ。ひとたび台湾問題に実質的な衝突が発生すれば勝者は存在しない」と語り、「そこから遠く離れるべきだ」と提言したことを紹介した。

また、黄国防相がその後現地メディアのインタビューを受けた際にも「各国はこのディープなレッドラインから離れるべき。近づき過ぎれば情勢判断を誤る可能性があるからだ。衝突が起きれば全当事者が負けることになり、米国と中国だけでなく、東南アジアひいては世界全体が混乱に陥る」と指摘したとしている。

記事はさらに、黄国防相が中国について「この10年、20年でアジアの経済発展をけん引する動力になった」と語り、シンガポールやその他東南アジア諸国がみな米国だけでなく中国からも大きな影響力を受けていることから、米国と中国のいずれか一方に立たないよう各国に望む姿勢を示したと紹介。「両方から利益を得ているのに、どうしてどちらかを選択しなければならないのか」と述べたことを併せて伝えた。(翻訳・編集/川尻

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