【CRI時評】中国の「三つの不変」こそ世界が期待する開放の声

CRI online    2021年11月5日(金) 16時10分

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「私どもは今年で連続4回の出展です。中国国際輸入博覧会に出展した業者は次々に、対中ビジネスにさらに注力しつづける投資者になっています」。米クアルコムの孟樸中国地区代表は、興奮した面持ちでこう語った。

「私どもは今年で連続4回の出展です。中国国際輸入博覧会に出展した業者は次々に、対中ビジネスにさらに注力しつづける投資者になっています」。米クアルコムの孟樸中国地区代表は、興奮した面持ちでこう語った。

孟代表をとりわけ勇気づけたのは、中国の習近平国家主席が4日夜にビデオ方式で行った第4回中国国際輸入博覧会の開幕式での基調演説で、「三つの不変」に言及したことだ。すなわち、「中国のレベルの高い開放を拡大する決意は変わらず、発展によるチャンスを世界と分かち合う決意はかわらず、経済のグローバル化を開放的で包容力があり、普遍的恩恵をもたらし、バランスがとれ、ウィンウィンの方向に発展させていく決意は変わらない」との表明だ。

開放を拡大。中国は口に出したことを実行する。中国は過去1年間、第3回国際輸入博覧会で宣言した開放措置を、基本的に実現させた。中国は今回の国際輸入博覧会で、外資参入についてのネガティブリストの一層の削減、「外資投資奨励産業リスト」の改訂と拡大、自由貿易試験区における越境サービス貿易についてのネガティブリストの発表など、開放拡大についての「カードの追加」を引き続き行うと宣言した。中国はそれ以外にも、グリーン・低炭素・デジタル経済などの国際協力に深く参画し、「環太平洋パートナーシップに関する包括的・進的協定(CPTPP)」と「デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)」への加盟を積極的に推進すると約束した。これら一連の開放拡大の措置は、中国が世界と「発展による配当」の共有を実現しつづけていることを示している。

中国がWTOに加盟する直前の20年前、当時のマイク・ムーアWTO事務局長は、「ニューヨーク・タイムズ国際版」に寄稿した文章で、未来の歴史学者は中国のWTO加盟を「21世紀における最も重要な歴史上の出来事の一つ」と評価するだろうと表明した。ムーア事務局長の予想が正しかったことは、事実が証明した。中国には現在、14億人以上の人口と4億人以上の中間所得層が存在し、年間約2兆5000億ドル分の商品とサービスを輸入している。回を重ねるごとに盛大になる国際輸入博覧会は、中国市場に全世界の企業を魅了する力があることを十分に示している。

今年の国際輸入博覧会には、127の国と地域から3000社近くが参加した。出展国は五大大陸に広がり、先進国、発展途上国、後発開発途上国を網羅している。また、世界の上位500社入りしている、あるいは業界のトップ企業の参加数はまたも前回を上回った。さらに、出展企業のリピート率は80%を超えた。

現状において、新型コロナウイルス感染症による打撃が続いていることで、世界経済の回復は困難だ。しかし中国について言えば、開放という道は正しい。中国はこの道をひたすら歩んでいく。同時に、中国は世界各国が開放を拡大することを支持し、一国主義や保護主義に反対していく。そして「開放の春風が世界を暖かくする」ことを目指していく。(CRI論説員)

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