米報告書「北朝鮮は毎年核爆弾20個分のウラン採掘が可能」=韓国ネット「韓国も核兵器を」

Record China    2021年11月6日(土) 20時20分

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「北朝鮮は想定されている以上に大量の核兵器用ウランを生産する能力を保持している」と主張する研究報告書が発表された。イメージ写真。

北朝鮮は想定されている以上に大量の核兵器用ウランを生産する能力を保持している」と主張する研究報告書が発表された。韓国メディア・YTNが報じた。

記事によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは現地時間の4日、米国・スタンフォード大学国際安全保障協力センター(CISAC)が2017~2020年にかけて北朝鮮の平山ウラン鉱山施設の衛星写真をAIで分析し、森林伐採や土地利用の変化などを分析した結果、そのような結論を下したと報じた。

報告書は「北朝鮮は自身の持つ力の10分の1から20分の1だけを使っている。その理由が重要」とし、「現在北朝鮮の年間ウラン鉱石採掘量は3万トンだが、最大採掘能力は36万トンに上る」と推定している。

これは北朝鮮が年間で最大340キログラムの高濃縮ウランを製造する能力を備えていることを示しており、毎年核爆弾を20個以上製造できる量とのこと。米国の陸軍も、北朝鮮は毎年6個の核爆弾を作る能力があると推定しているという。

ただし、「スタンフォード大学の研究陣は、平山ウラン鉱山の採掘量を増やしても寧辺核施設のウラン濃縮能力が追いつかない可能性があると判断している」といい、「今回の報告書の数値も衛星写真に頼っているため限界があると認めている」と記事は報じている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「それなら韓国も攻撃用の核兵器を作るべき。外交なんて無意味。北朝鮮が核兵器を使ったら韓国人だけが死ぬ」「自主国防だけが助かる道」「故意であれミスであれ、今後核戦争が起きる可能性は高い。『朝鮮半島の非核化』はもう過去の話」「もし北朝鮮が核兵器を使ったら、太陽政策を進めた金大中(キム・デジュン)、廬武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は史上最低の偽善者として名を残すはず」など、不安や警戒の声が多く寄せられている。

また、「たくさん支援してあげたんだから分けてよ」「文大統領が『朝鮮民主主義人民共和国万歳』と言って感激の涙を流しそう」など、皮肉交じりのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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