2021年輸入博、クローズド・ループ管理、追跡可能、全員のPCR検査などを実施―中国

人民網日本語版    2021年11月5日(金) 15時50分

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2021年第4回中国国際輸入博覧会がまもなく開幕する。

2021年第4回中国国際輸入博覧会がまもなく開幕する。上海市衛生健康委員会の鄔驚雷(ウー・ジンレイ)主任は、「今年は全プロセスのクローズド・ループ管理、全チェーンにわたる追跡が可能、全員のワクチン接種、全員のPCR検査、全員の入場チェック、全面的な環境の清掃消毒などの措置を取る」と述べた。中国新聞網が伝えた。

こうした措置と同時に、上海市は出展者と関係職員に重点を置き、会期中に発熱外来とコミュニティー発熱クリニックが疑い例をモニタリングし感染を発見する能力を高め、市内の各薬局で解熱剤や咳止め薬を購入した高リスク者全員を対象に全チェーンにわたるモニタリングと早期警戒を強化するという。

鄔氏は、「市外から来た出展者は上海到着前48時間以内のPCR検査陰性証明書を提示しなければならず、すべての出展者は会場に入るたびに入館前48時間以内のPCR検査陰性証明書を提示しなければならず、すべての出展者は会場内の展示エリアに入るたびに入場少なくとも1日前に上海の健康QRコード『随申碼』の申請登録を終えていなければならず、中国国内の出展者は展示エリアに入る14日前までに新型コロナウイルスワクチンの接種を完了していなければならない」と述べた。

展示会場の中でいきなり突発的な状況が起きたらどう対処するか。鄔氏は、「会場には医療ステーションが5カ所設置されている。同時に、今回の輸入博は病院34カ所を指定病院とし、輸入博の有効な証明書を持つ人のために輸入博専用の診察室、病室、集中治療室(ICU)専用ベッド、専用の救急処置室と手術室を設置し、診察グリーンルートをスムーズにし、専門家、医療スタッフ、関連する補助診療科のスタッフの配置を強化し、診察が必要になった輸入博関係者への医療サービスをしっかり準備している」と述べた。

医療サービスのほか、会場のエキシビションセンターに臨時観察処置スポットを24カ所設置し、発熱など体調不良があった人の体温の再測定、情報の登録と報告、人の搬送などの作業を行う。上海市赤十字会もボランティア280人以上を集め、自動体外式除細動器(AED)を60台設置し、輸入博参加者に医療サービスなどを提供するとしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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