今年ヒットの中国ドラマ「半妖の司籐」、主演のジン・ティエンが出演即決の裏話

anomado    2021年11月2日(火) 11時50分

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今春ヒットした中国ドラマ「半妖の司籐(スー・トン)姫 ~運命に導かれた愛~」(原題:司籐)に主演した女優のジン・ティエンについて、同作プロデューサーが即決での出演だったことを明かしている。

今春ヒットした中国ドラマ「半妖の司籐(スー・トン)姫 ~運命に導かれた愛~」(原題:司籐)に主演した女優のジン・ティエン(景甜)について、同作プロデューサーが即決での出演だったことを明かしている。

1日、新浪(SINA)主催のフォーラムが北京市で行われ、動画サービス・優酷(Youku)プロデューサーのイエン・ダンダン(閆丹丹)氏が明かしたもの。ジン・ティエンが地球外生命体の末裔・司藤を演じてヒット作となったこのドラマについてイエン氏は、「脚本を2日で読み終えて、どうしても演じたいとの電話をいただいた」と、ジン・ティエンが報酬額を聞く前に即決で引き受けたことを明かしている。

ジン・ティエンは映画「キングコング:髑髏島の巨神」や「パシフィック・リム 2」などハリウッド作品にも出演し、他の女優より多くのチャンスに恵まれながらも代表的なヒット作が生まれず、ネットでは「万年不火」(何年経ってもブレークしない)、「世界八大不思議の一つ」などと批判も浴びてきた。イエン氏は当時、話題性の低いジン・ティエンにあえて白羽の矢を立てて脚本を送ったことを語っている。

多くの役者にとって出演作選びは、今後のキャリアにおいての命綱となる。たくさん寄せられる脚本から報酬の高いものを選んで出演しても、駄作であれば自身のイメージを傷つけ、制作側もその後の起用には慎重になるため、作品オファーにも深刻な影響を及ぼす。「役者は良質な作品の中で成長すべきで、目先の利益を重視すれば長い目で見て損をする」とイエン氏は語り、ジン・ティエンの決断を称賛している。

「司籐」に続くジン・ティエンの最新作は、民国期の上海を舞台にした「流光之城」で、今月下旬に配信スタート予定。俳優ティミー・シュー(許魏洲)をはじめ、「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」のジン・チャオ(経超)、「山河令」でブレークしたマー・ウェンユエン(馬聞遠)、「運命の桃花~宸汐縁」のハイ・リン(海鈴)らが出演している。(Mathilda

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