愛国映画「長津湖」が2021年世界最高のヒット作品に、すでに続編制作も発表

anomado    2021年10月31日(日) 11時20分

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中国で公開中の映画「長津湖」が29日、興行収入が53億8600万元(約958億円)を突破し、「こんにちは、私のお母さん」(你好,李煥英)を抜いて今年、全世界で最もヒットした映画となった。

中国で公開中の映画「長津湖」が29日、興行収入が53億8600万元(約958億円)を突破し、「こんにちは、私のお母さん」(你好,李煥英)を抜いて今年、全世界で最もヒットした映画となった。

先月30日から公開中の「長津湖」は、1950年11月から12月にかけて、北朝鮮・長津湖の周辺で発生した国際連合軍と中国人民志願軍の戦い「長津湖の戦い」を描いた作品。中国映画では過去最高の製作費13億元(約224億円)が投じられ、チェン・カイコー(陳凱歌)、ツイ・ハーク徐克)、ダンテ・ラム(林超賢)と3人の有名監督が共同で担当している。

映画産業のデータベース・灯塔サービスが公開したデータによると29日、「長津湖」の興行収入が53億8600万元を突破し、今年2月に公開されてメガヒット作となった「こんにちは、私のお母さん」を抜き、今年最もヒットした映画になった。また、「こんにちは、私のお母さん」の全世界での興行収入8億2200万ドル(約937億円)を上回り、現時点で2021年に世界で最もヒットした映画となっている。

現在、中国映画市場における興行収入1位は、2017年公開の「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」だが、「長津湖」はこのほどロングラン上映が決定したことで、「戦狼」を抜いてトップに立つ可能性も見えてきた。

なお、「長津湖」はすでに「長津湖之水門橋」のタイトルで続編制作も発表されており、同じくチェン・カイコー、ツイ・ハーク、ダンテ・ラムの3人が監督を担当。キャストも主演のウー・ジン呉京)、イー・ヤンチェンシー(易[火羊]千璽)をはじめ、チュー・ヤーウェン(朱亜文)、リー・チェン(李晨)、ドアン・イーホン(段奕宏)、フー・ジュン(胡軍)、チャン・ハンユー(張涵予)、ハン・ドンジュン(韓東君)らが引き続き出演する。制作側によると撮影は年初からすでに進行しており、今冬に再開予定となっている。(Mathilda

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