中国では縄跳びのスキルが子どもの成績にも影響―米メディア

Record China    2021年10月31日(日) 14時20分

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米ラジオ局の国際公共放送(PRI)のニュースサイトは25日、「中国では縄跳びが人気のある競技スポーツで、そのスキルレベルは子どもの成績にも影響する」と題した記事を掲載した。

中国紙・環球時報によると、米ラジオ局の国際公共放送(PRI)のニュースサイトは25日、「中国では縄跳びが人気のある競技スポーツで、そのスキルレベルは子どもの成績にも影響する」と題した記事を掲載し、次のように伝えている。

中国全土の小中学生にとって、縄跳びは単なる娯楽ではなく、競争力のあるものに変わりつつある。

今夏、小学校入学を控えた程(チョン)さんの娘のもとに学校から「小学1年生の縄跳びの目標は1分間に100回以上」とする通知が届いた。

中国では、縄跳びは比較的安価なスポーツであり、場所もあまりとらないため、児童・生徒の体力を測る指標としてよく利用されている。児童・生徒は縄跳びの練習を求められるが、最終的には自身の成績にも影響する。縄跳びは、上海の高校入試における体力テストの一つであり、受験者は4分間に定められた回数以上を跳ばなければならない。

程さんの娘は、バレエ、水泳、中国舞踊、テニスサッカーも学んでいるが、縄跳びは10回連続で跳ぶことしかできなかった。そこで程さんは娘に毎日、朝食前に1分間縄跳びをさせることにした。中国の他の多くの親と同じように、程さんはその様子を動画に撮り、跳んだ回数をカウントしてくれるアプリにアップロードする。現在の記録は、河南省の少女が持つ1分間に278回だ。各地の公園では、放課後や週末になると、両親や祖父母が見守る中で縄跳びをする子どもの姿をよく目にする。子どもを縄跳びスクールに通わせる親もいる。

程さんは、国が子どもの体育をより重視していることに勇気づけられているとし、「将来の競争には、知力や学校の成績だけでなく、子どもがどれだけ元気かということも含まれるべきだと思う」と話している。(翻訳・編集/柳川)

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