香港マラソン大会で「香港がんばれ」が禁句に、参加者ら排除―独メディア

Record China    2021年10月26日(火) 13時20分

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25日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、香港で開かれたマラソン大会で「香港加油」(香港がんばれ)が「NGワード」として排除され、物議を醸したことを報じた。写真は香港マラソン。

2021年10月25日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、香港で開かれたマラソン大会で「香港加油」(香港がんばれ)が「NGワード」として排除され、物議を醸したことを報じた。

記事は、香港で24日に行われた香港マラソンで、「香港加油」の文字が入ったウェアを着用していた一部の選手が着替えを要求されるトラブルが起きたと紹介。香港01の報道として、「香港加油」のタトゥーを入れた選手がスタッフからタトゥーを布テープで隠すよう要求されたり、選手がスタッフから「『香港加油』と書かれたウェアを着て走った場合、何が起きても本人の責任」と言われたりしたほか、一部選手に対するボディーチェック、画像撮影、ゼッケンや身分証の照会、記録が行われたと伝えた。

また、明報の報道として、スタート地点のネイザンロード一帯にはスタート前から数十人の警察官が厳戒態勢を敷いており、少なくとも2人が「香港加油」の文字入りウェアを着用していたことで制止され、保安検査所で着替えを要求されたと紹介している。

その上で、同マラソンの準備委員会会長が18日の時点で「香港加油」という言葉は問題ないとしつつ、後付けで「選手がんばれ」に変えるよう推奨し、開催前日には運営者から選手たちに対し、「リュックサックや特別な服装をした者には保安検査を行う。くれぐれも政治的な要素、スローガンを持ち込まないように。違反者は大会から締め出すとともに、必要に応じて当局の介入を求める」とのショートメールを発信したと伝える一方で、具体的な「NGワード」については言及がなかったとした。

そして、大会後の記者会見で「香港加油」が禁止された理由について質問を受けた準備委員会会長が「スポーツイベントに政治的要素を持ち込まないでもらいたい」とコメントするのみで、「香港加油」のどこに政治的要素があるかについては言及しなかったと伝えている。

記事は、香港メディアの報道ツイートに対して多くのネットユーザーが「『香港加油』さえ言えないなんて、国家安全維持法がマラソンを笑いものにした」「これが現実の香港。恐ろしい」「『香港加油』さえ禁句になる国は救いようがない。神経が衰弱して被害妄想が出始めている」など、運営側の措置を批判、あるいは嘲笑するコメントを残したことを紹介した。

スタンダード・チャータード銀行が主催する香港マラソンは昨年、新型コロナの影響で開催が見送られており、2年ぶりに開かれた今回が、昨年6月の香港国家安全維持法施行後初めての開催だった。(翻訳・編集/川尻

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