未開封のペットボトルの中に大量のウジ虫、メーカーの回答は…―中国

Record China    2021年10月23日(土) 14時30分

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21日、観察者網は、湖北省武漢市で消費者から未開封のボトルウォーターから大量のウジ虫が見つかったとのクレームが発生し、これに対してメーカー側が「絶対にない」と否定したことを報じた。写真は農夫山泉。

2021年10月21日、観察者網は、湖北省武漢市で消費者から未開封のボトルウォーターから大量のウジ虫が見つかったとのクレームが発生し、これに対してメーカー側が「絶対にない」と否定したことを報じた。

記事は、同市に住む女性が先日、自ら購入した中国の大手飲料メーカー農夫山泉のボトルミネラルウォーターから黒い虫の卵や大量のウジ虫が見つかったとSNS上で報告し、撮影された動画からは未開封とみられるボトルウォーター内に大量の白いウジ虫が浮いている様子が見て取れると紹介。この女性が取材に対して「今月14日に発見した。最初は灰かなにかだと思っていたが、調べてみると虫の卵のようなものだった。ボトルは未開封で、2本のボトルに虫が混入していた。ボトル上に記載されている製造日は今年の6月30日だった」と語ったことを伝えた。

そして、この件がネット上で物議を醸し、ネットユーザーから「こんな水を消費者に売るなんて、本当にあり得ない」など同メーカーに対する批判が寄せられる一方で、「女性は偽物を買ったのではないか」「生産過程を見れば、そんなことは絶対に不可能だということがわかる」といった、メーカーを擁護するコメントも見られたとしている。

その上で、同メーカーにこの件を問い合わせたところ「クレームがあったことは知っている。具体的な状況については関係部門が処理する」との回答があり、21日には同メーカーが公式SNSアカウントを通じて「ボトルウォーターの生産過程は連続生産であり、すべての源水は厳密な濾過、殺菌を経ており、包装容器も厳重に殺菌されているため、生産過程において虫やその卵が混入することは絶対にあり得ない」とコメント、すでに公安当局に通報したことを明らかにしたと伝えた。

記事は、同メーカーが以前にボトルウォーターの生産過程について「国外の先進生産ラインを取り入れ、かつ濾過から、ボトル成形、水の注入、包装に至るまですべて自動生産を実現している。生産過程全体において人が手を触れる必要はなく、一切の汚染を避けることができる」と説明していたことを併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻

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